2012

テーマ:2012
担当:みっちゃん

 両想い切符をご存じだろうか。切符についている四桁の番号の千の位と一の位の数字が同じ場合、百の位と十の位で表された数字が意中の人と両想いである確立を表す、という遊びだ。
先日、私が買った切符がたまたま今年の西暦「2012」であった。先の理屈でいうと、両想いの確立は1%。かなり望みは薄い。
しかし、1%という数字も馬鹿にはならない。100回挑戦すれば1回は当たる計算だ。つまり、意中の相手に100回アタックすれば、1回くらいは了承してくれるのではないか……というのはあくまで数字上に過ぎない。実際はそんなに甘くない。3回目くらいで平手打ちを食らうのが関の山だ。
しかし、これを怖がってばかりはいられない。「肉食女子」に脅かされる今日、受け身の「草食男子」でいては、両想い切符の結果に振り回されるばかりであろう。そんなものに一喜一憂している場合ではない。今、日本男児の心意気が試されている。